2017年2月27日月曜日

しょぼいAirbnbのメッセージ機能とゲストの好みのメッセンジャーアプリ

いろいろとトラブルを避けるため、Airbnbはゲストとのやり取りをAirbnbのWebサイトかスマホのAirbnbアプリのメッセージ(チャット)機能を使うように推奨しています。言った・言わないはトラブルの典型。いろいろと他のホストさんの奮闘記(Blog)をみていると、たまにゲストとのトラブルがあってAirbnbのチャットで損害請求などのやり取りをしているとAirbnbが仲裁に入ってくれる、なんて記事も見かけたりしていたので、私も主にAirbnbのチャットを使うようにしています。
しかし、念のためゲストガイドには携帯電話番号(SMS, Whatsapp用)、メアド、Line ID、WeChat IDを記載してあります。ゲストさんが必ずローミングで携帯が使えるとは限らないし、メッセンジャーは国や地域によって知名度がまったく異なるので。
メッセンジャーに関して言えば
 Lineは中国を除くアジア
 ITガラパゴスな中華圏ではWeChat
 北米・欧州はWhatsapp。
ですね。今までこの3つで文句を言われたことは一度しかありません。
一度だけオーストラリアからのゲストさんにfbメッセンジャーを希望されたことがありました(^^;

しかし、このゲストガイドにメアドと各メッセンジャーのIDを記載していることの弊害か、最近こんなことが連発しました…。

  • チェックインの連絡がなかなか無いのでAirbnbのアプリで「チェックインしたらメッセージください」とメッセージを送ると「あれ?Lineで送ったけど…」
  • 上記と同じく「あれ?emailで送ったんだけど…」
  • 16:00チェックインの予定でまだチェックインの連絡がなかったので、15:30ごろウエルカムギフトを置きに部屋に行ったらすでにチェックインしていて「Lineでチェックインの連絡しましたよ…」

うーむ。
基本的に緊急用と思ってIDを記載したつもりなので、チェックが甘かったのは事実…。
そういえばオーストラリアのゲストさんが「fbメッセンジャーじゃだめ?」と聞いてきたときに「必要ならインストールするけど、できればfbメッセンジャーがいい」と言っていました。
私もそうなんですが、あまり余計なアプリはインストールしたくないし、余計なアカウントは作りたくないんですよねぇ。もしかしたらゲストさんの中には予約や最初のやり取りだけPCのブラウザを使ってAirbnbのサイトでやって、旅行中はいつも使ってるスマホのメッセンジャーアプリですまそうと考えている方もいるかもしれないです。

だいたい、Airbnbのスマホアプリのメッセージ機能ってしょぼいんですよね。写真は送れないし、現在位置も送れない。基本はテキストだけで、URLやメアドも予約確定後しか表示されない(送っても[Hidden]とマスキングされる)。既読表示も無いし…。

まあ、ここで愚痴を言ったところでAirbnbがすぐさま改善してくれるわけないので、今後はメッセンジャーアプリのチェックを頻繁にするようにしたいと考えています(^^;

2017年2月25日土曜日

ついにこの日がやってきた…。チェックアウトしないゲストさん

今日もまたプチトラブルが…。

前々から、いつかはあるんだろうなぁ、と思っていたいました。
清掃業者さんに話は聞いていたし。
ゲストさんがチェックアウト時間になってもチェックアウトしてくれていないのですよ(T_T)

このゲストさん、予約直後から以下のようなやり取りがありました。
ゲストガイドを送ったemailへの返信からの抜粋です。
−−−
ゲスト:Ok, noted with thanks. Also, wanna check with you if possible that after we pack nicely & check out, we put our luggages at your place (near door) till 3pm because our flight on 25th Feb is at 5.30pm. Possible ?

わたし:About leaving your luggage at my place after your check out, if there is no guest who checks in on the day you check out,  it's possible. So, let me check it on the day before your check-out.

ゲスト:Ok noted but anyway, if any guests check-in will be 4pm onwards, rite? So by that time, I already collected back all my luggages ya. Kindly advise. Thanks ;)

わたし:That's OK, but please be aware that next guest would request to leave their luggage in my apartment before 16:00.
−−−
今から見直してもかなり強引…。正直最後は押し切られています。
で、チェックアウト前日にリマインダーを送りました。省略すると「明日チェックアウトは11:00です。もし荷物を置いていくなら15:00までに取りに来て」と。
そして今朝。11:00すぎに清掃業者から連絡がきました。「鍵がないし、ピンポン押しても返事がありません」とな…。なんかやな予感がしてたんだよね、このゲストさん…。

ゲストが鍵を失くしたときのために予備の鍵を隠しておいたので、在り処を清掃業者に教えて、室内をチェックしてもらいました。そしたら、荷物は開けっ放しで、どうやら外出しているようだとのこと。ここで清掃業者と相談です(^^;
−−−
わたし「こんなことって今までありました?」
清掃業者「けっこうあります」
わたし「こんなときはどうするの?」
清掃業者「荷物に手を付けるとトラブルになるので、出来る範囲で清掃しています」
わたし「じゃあ、出来る範囲でお願いします」
−−−
ということになりました。
その後12:00少し前に清掃業者から「ゲストさんが返ってきました」と連絡があり一安心です。

実はこの時、私はちょうど部屋のチェックに向かう途中ですでに電車の中でしたが、万一のことを考えてゲストさんにWhatsappでメッセージを送り、かつ電話しまくっていました。トラブルに巻き込まれていて、昨夜から部屋に帰れていないということもありうると思ったからです。Whatsappは既読にならないし、コールはなるのですが電話は繋がらず…。到着してから状況を確認して、まずはAirbnbに相談か…。なんてことまで考えていたのです。なので、ゲストが帰ってきたとの連絡を見たときはホント安心しました。

その後ほどなく部屋に到着。ゲストさんは去ったあとで清掃業者の方が黙々と掃除されていました。話を聞くと、帰ってきてから特に慌てる様子もなく、弁当食って、荷物まとめて退室されたとのこと。この話を聞いて思いましたね「確信犯だな」と。おそらく「部屋の掃除なんて1時間ぐらいだろ?もしかしたら午後来るかもしれないし。ハウスキーパーが来たら来たでなんとかなるだろ。フライトまで時間はあるし、午前中は買い物でもしてこよう」とか思ってたんでしょうね(^^;

清掃が終わったあと、午前中に送ったWhatsappのメッセージ「Where are you now?」に返信がありました。「We are in Keisei Skyliner, now」と…。


実は、このゲストさんとのメールの後、自分なりにルールを設定しています。
○同日のチェックアウト・チェックインがない場合はレイトチェックアウトやアーリーチェックインを受け付ける。
○同日のチェックアウト・チェックインがある場合、アーリーチェックイン出来ないゲストが荷物を11:00以降に部屋に置いておくのはOK。レイトチェックアウト出来ないゲストの荷物を預かるのはNG。

チェックアウト後の荷物を置いておくのをNGにしたのは、荷物の預かりがかぶってトラブルになる、または荷物を取りに来ないなど次のゲストに迷惑をかけるのを防ぐためです。
荷物にもし何かがあっても、チェックインの時点で問題があればリカバリする時間が有りますが、チェックアウトの時点だと対処する時間もない、という理由もあります。
その後同じようなリクエストがありましたが「保安上の理由」と言って理解していただいています。
もしまた強引にねじ込んでくるゲストがいたら「清掃業者との保安上の契約です」と言う。それでもゴネるようなら「どうしても必要ならもう一泊予約していただくかキャンセルされることをご検討ください。ご不便をおかけします」と対応しよう、と心に決めています(^^;

レイトチェックアウト・アーリーチェックインや荷物の預かりについてはホントに問い合わせが多いです。ホテル感覚なんでしょうねぇ。Airbnbはホテルじゃなくてシェアリングなんだということを利用する方には理解してほしい。気持ちよく利用するにはお互いの事情を理解して、ルールは守ることが重要なんです、はい。

2017年2月23日木曜日

日本語版ゲストガイド

今日は近々チェックインされるゲストから面白いリクエストが有りました。
−−−
Hi, Ken,

I have received your kindly guide.
I would like to know if you offer Japanese guide?
My reading in Japanese is much better than in English.
If not, would you write to me the way from Haneda airport to your place in Japanese?
Thank you very much.

Best,
−−−
予約のときのメッセージが英語だったので英語版のゲストガイドを送ったのですが、英語より日本語の方が得意だから日本語のゲストガイドがほしい、ということらしいです。そうならそうと、早く言ってくれれば良いものを、このゲストのチェックインは数日後(^^;
実は日本語のガイドも用意しているのですが、日本人用なのです。つまり普段日本で生活している日本人だったら必要ないだろうと思われる情報は省いたゲストガイドならあるのですが、海外の方用の日本語のゲストガイドは作ってないのです。てっきり日本語のゲストガイドは日本人用と思っていたので、盲点を突かれました(^^;
このゲストさん、台湾からのゲストさんなのですが、確かに台湾には日本語が達者な方が多いと前職の頃から感じていました。韓国のゲストさんも日本語が達者な方が多い印象です。ある韓国のゲストさんは最初から最後まで全てネイティブの日本人並の日本語でメッセージのやり取りをさせていただきました。

こちらのゲストさんには特急で海外向け日本語版のゲストガイドを作成してお送りしました。

教訓:海外からのゲストでも日本語のゲストガイドが必要な場合がある。
ホストは日々勉強ですね(^^)v

一番最初にレビューでべた褒めしてくれたゲスト

これも始めた当初のこと。

マレーシアからのゲスト様から予約が入りました。
このゲストさん、予約直後から色々と質問してきます。
「空港から部屋まで電車でいきたいので詳しいルートを教えて」
「乗り換えは京急蒲田駅でいい?」
「羽田空港到着が夜10時ぐらいなので、電車の時刻表を教えて」
「交通カードを買う予定なんだけど、SUICAとPASMOのどっちがいい?」
「東京の後、京都と大阪に行く予定なんだけど、大阪でもPASMOは使える?」
「大阪でPASMOのリファンドはできる?」
などなど…。
これもホストの努めと思い、全部調べて回答しましたよ、懇切丁寧に(^^;
思えばメッセージの中で「老齢の親を連れて行く」とあったので、完璧に準備がしたかったのでしょうね。

ちなみにPASMO・SUICAですが、大阪ではリファンド出来ません。相互乗り入れ大阪でも支払いには使えるのですが、リファンドは販売した交通機関でないと出来ないそうです。ですのでこのゲストには東京から京都に移動するときにPASMOをリファンドして、京都か大阪でICOCAを買うことをおすすめしました。観光立国を目指すなら、こういうところも改善してほしいものです。

まだ始めたばかりだったので、この頃は清掃の状況など毎回確認に行っていていました。南国から冬の日本に来たら寒く感じるだろうなと思い、その日はウエルカムギフト(お菓子)とメッセージカードを残し、暖房をつけておきました。
チェックイン後に「ありがとう」のメッセージをいただきました。
部屋は大変気に入って頂けたようでした。

その後レビューで「日本で3部屋Airbnbをつかったが、Kenがベストホストだ」とお褒めの言葉をいただきました。
涙が出るほど嬉しかった(^^)



チェックイン後にキャンセル!?

そういえば始めた当初こんなことがありました。

品川の部屋に1週間の予定でこられたゲストさんの奥さんと名乗るかたから、チェックインの翌日に突然電話がありました。(英語)
「キャンセルしたいんだけどできる?」
「出来ますよ」
「リファンドしてくれる?(お金は返してもらえる?)」
「Airbnbのキャンセルポリシーに従ってAirbnbから返金されます。Airbnbのサイトからキャンセル処理してください」
「わかりました」
会話はここまで。
電話での英会話は苦手なので、ちょっと焦った…。
その10分後ぐらいにAirbnbのメッセンジャーで「キャンセルはしません」と一言。
うーん、なんじゃこりゃ。と思ったのですが、よくよく考えるとちょっと思い当たるフシが…。

このゲストさん、チェックイン前からなかなかボケをかましてくれていました。
まず、このゲストさん予約は5名。ファミリーで滞在のようでした。予約当初「大阪から車で行くんだけど、駐車場はある?」と質問が来ました。「有料の駐車場が近所にあります」と返信。
チェックイン当日になって「マンションの写真を送ってくれ」とメッセージが飛んできたので「ゲストガイドに写真がありますよ」と返しました。ゲストガイドは見てくれていないようです…。
その後、夜10時を過ぎてもチェックインしたというメッセージが来ないので「チェックインしましたか?」とメッセージを送ってみると「まだです。今XXXという店の前にいます」と返信がきました。その店は部屋から徒歩5分ぐらい。車ならすぐそこです。Airbnbのメッセージがすぐに返ってきたということはスマホでネットが使える状態なはず。だったらGoogle mapなどで場所もすぐわかるはずなんですよねぇ(^^)。その1時間後ぐらいに「チェックインしました」とメッセージが来ました…。

要はこのゲストさん、色々と事前確認しないで行動するタイプのようです。なので、おそらく写真と宿泊可能人数ぐらいしか確認しないで予約しちゃったのかと推測。リスティングにはベッドルームは2部屋、ベッドは4台(シングルベッド2台、ダブルベッド1台、ダブルベッドサイズのソファベッド1台)、最大収容人数6名と明記しているのですが、夫婦2人と子供3人で子供がある程度大きいとしたら部屋割りが難しいはず。夫婦はダブルベッドに寝るとして、子供の誰か一人は夫婦と同じ部屋に寝なければなりません。おそらく、このへんでひと揉めしたんじゃないかと推測します。

奥様「なによこの部屋!私たちはどうやって寝ればいいのよ!」
旦那様「収容人数6人って書いてあったんだよ…」
奥様「こんなとこ、私は嫌よ!明日にでもキャンセルしましょう!!」
で、チェックイン翌日、電話する。その後…
旦那様「でもここキャンセルしても今日部屋見つけるなんてできないよ。せっかく東京まで来たんだし…」

なんて会話があったんじゃないかなぁ(^^;

ちなみに欧米系の方は一人一部屋が常識で、同じ部屋に2人が寝るとすればそれはそれなりに近しい人。日本のホテルだと「ツイン」という部屋があるのは普通ですが、ヨーロッパとか北米だとまずありません(ハワイを除く)。2人一部屋なら夫婦か恋人同士。だったらクイーンサイズのベッド1台の部屋が当たり前です。
その後欧米系の方から予約前に質問が来ることが何度かありましたが、殆どが部屋とベッド構成についての質問でした。なので最近ではAirbnbのリスティングの写真に間取り図を掲載しています。

あと不思議だったのが、チェックアウトの後に部屋の確認に行った時に、キッチンに「Popeyes Louisiana Kitchen」の箱があったこと。Popeyesは日本ではまだ展開していないアメリカのフライドチキンのチェーン店。たしか日本では米軍基地にしか無いはず。
このゲストさん、米軍関係者か米軍関係にお友達がいる方なのかな?せっかく東京まできてわざわざ米軍基地のPopeyesのチキンとは…。日本の食もあまり楽しめなかったようです(^^;


2017年2月22日水曜日

Pocket WiFiが無い!

きょうもプチトラブルが(^^;

 今日は新宿の部屋でチェックインとチェックアウトが重なる日。こういう日に限ってアーリーチェックインのリクエストがあったりします。11:00のチェックアウトから16:00のチェックインまでの間に清掃を終わらせないといけないので、こういう日はアーリーチェックインは受けられません。こういう場合「11:00以降なら荷物だけ部屋に置いてもいいですよ」という連絡をして、大体のゲストにはこれで納得していただいています。
今日のゲストは律儀にも13:00ごろに「荷物を部屋に置いたよ。これから昼食たべにいってくる」と連絡をくれました。その後14:00頃清掃業者が清掃を開始して15:30ごろ清掃完了報告の写真を送ってきましたが、なぜかPocket WiFiの写真が無い!急いで清掃業者に確認すると「そういえば、ありませんでした」とのこと。マジっすか…。前々から警戒はしていたが、ついにゲストに持って行かれたか…。と思っていたら清掃業者から「次のゲストがすでに荷物を入れているので、ゲストが持っていったのではないでしょうか」とメッセージが。今までのゲストにはチェックアウト前日にリマインダーを送っていて、その中で「WiFiは置いていってください」と一文入れているので持っていかれることはなかったので、確かに次のゲストがあやしい。今日のゲストは香港の方なので、Whatsappが使えるだろうとふんで携帯番号からWhatsappで連絡を入れてみたら運良く捕まり、WiFi持ってる?と訊くと「今持ってますよ」とな。うーん、何ともはや…。

Whatsappで返信もらうまでの数分のうちに色々考えちゃいましたよ。
前から予備のWiFiがいるかもなぁ、とは思っていましたが、紛失に備えて毎月レンタル料払うのも何だし…。

ちなみに今使っているのは以下の民泊専用Pocket WiFi
 JP MOBILE 民泊WiFi
今更ながら調べてみると、故障時に連絡すると翌営業日に発送してくれるらしい。
でも、翌営業日ってことは最悪ケースでは金曜日に連絡しても月曜日に発送。おそらく着荷は水曜日。6日間も空白期間が出来てしまう。

そこで、ググってみたら以下のサービスを見つけました。
 NETAGE wifiレンタル
これなら秋葉原の店舗に言って直接レンタルして当座を凌いで、その間に民泊WiFiを再入手することができそうです。

あと、Airbnbのアプリはメッセージ投げても気がつかないゲストが多いです。多くのゲストは宿の予約ぐらいにしか使わないから、多分通知を切っているのだと思う。なのでWhatsappとかLineのIDを訊いておくのは重要ですね。

ちょっと勉強になったプチトラブルでした(^^;



2017年2月21日火曜日

チェックイン後のゲストからの連絡にはドキッ!とします。

チェックインしたゲストから連絡が入るとドキッとします。何故かと言うと、自宅がAirbnbの部屋から遠くて、もし駆けつけなければいけない状況だと1時間半から2時間ぐらいかかってしまうからです。

 一番最初にチェックイン後にゲストから連絡があったときは、部屋の電気ブレーカが落ちたときでした。たしか夜中の1時ぐらいに電話があって「突然電気が使えなくなったんだけど」とあせっている様子。このときは電話をしているうちにグループの誰かがブレーカを見つけてくれて自己解決してくれたので事なきを得ました。その部屋はキッチンにIHクッキングヒーターを設置したり、寒い時期なのでセラミックファンヒーターを置いていたりするので、電化製品を多く使うと容量オーバー。その後も他のゲストからチェックアウト後の非公開フィードバックで「ブレーカーが落ちたよ」と教えていただいたことも有り、電気の契約容量を30Aから40Aに上げることにしました。ちなみにこの容量変更のときに知ったのですが、最近は新規契約時に電気メータがスマートメーターに変えられて、かつ容量変更をするとブレーカーがスマートメーター用のブレーカーに変更されます。スマートメーター用のブレーカーといっても中身は直結するだけのようですが…。で、スマートメーター側でブレーカーの機能を持っていて、シャットダウンしても10秒で自動復帰するんだそうです。さらに30分の間に9回以上シャットダウンすると電気供給自体をストップする仕様だそうです。まあ、30分で9回もシャットダウンしたらそれは異常な状態なので、さらに重大な事故になる前に電気を止めるのはまっとうな処置かと。ホストとして嬉しいのは、ブレーカーが落ちたときに自動復帰してくれること。心配事がひとつなくなりました。

 次に連絡があったのはトイレが詰まったとき。「トイレの水が流れない。溢れそうだ」とメッセージが飛んできました。このときはしばらくしたら自然に流れたようで話は収まったのですが、ゲストのチェックアウト後に確認に行って、普通に流れるようだったのですが念のためにラバーカップを設置してきました。そして、その2週間後に他のゲストから「もうすぐチェックアウトするのですが、ひとつ問題が…」とメッセージが飛んできました。前回と同じで水が流れず溢れそうになったと。ゲストいわく「今は大丈夫」ということだったので前回と同じ症状かと思い、その日は出向かず清掃業者に念のためチェックしてもらうことに。ところが、その日の夜清掃業者に確認してもらったら、トイレの水が流れないと連絡が…。ラバーカップで頑張ってもらったけど駄目だったようです。翌日チェックインのゲストがいるのでその日のうちにクラシアンに修理してもらうことにしました。クラシアン、電話から30分で駆けつける、ってのは嘘ですね(^^; 7時頃電話して作業開始は9時ぐらいでした。クラシアンの診断では、配管の中に何か詰まっている、ワイヤーを入れると黒い錆が出てきたので、おそらく室内配管(塩ビ管)が共用配管(鉄管)につながる部分が腐食して流路が狭くなっている、ということでした。「共用部分なので大家さんに相談してください」とういことだったので、大家さんに連絡すると「クラシアンはインチキ業者だから、もしまた詰まったら連絡してください。信頼できる業者を送ります」ということになりました。
しかし、クラシアンの報告では「現状では普通の排泄物とトイレットペーパーなら大丈夫だけど、ちょっと多く流すと詰まるかもしれない」ということだったので、念のため「トイレットペーパー以外は流さないで、一度に大量のトイレットペーパーは流さないで」という張り紙と、小さいゴミ箱(汚物入れ)を設置してきました。その後、部屋のチェックに行ったときに清掃業者さんと話す機会があったのですが、以外とこのゴミ箱が解決策になるかもしれません。実はトイレにトイレットペーパーを流せるのは日本と北米、ヨーロッパの一部ぐらいで、その他の国はほとんどトイレットペーパーはトイレ内に設置されたゴミ箱に捨てるんだそうです。清掃業者曰く、他のAirbnbの部屋では汚物入れは小さいポットであることが殆どで、アジア系のゲストが泊まった後はパンパンにトイレットペーパーが突っ込まれているそうです。なので、ゴミ箱があればそっちにトイレットペーパーはすててくれるかな、と思ってます。まあ、クラシアンも「普通の排泄とトイレットペーパーなら大丈夫」といっていることだし、これでしばらく様子見ということにしました。

 あとはチェックイン直後に「予備のトイレットペーパーが無いんだけど!」と連絡があったこともありました。まあ、これはゲストさんが見つけられなかっただけだったんですが…。その部屋はトイレの内側のドアの上に突っ張り棚を取り付けてそこにトイレットペーパーを置いてありました。トイレのドアを空けて覗いても見えないけど、便座に座れば気がつく位置に置いてあったのです。確かに、それ以前から清掃業者から、まだストックがあるはずなのに「トイレットペーパーがなかったので補充しておきました」と言われることがたびたびありましたので、ぱっと見た目では見つけにくい位置だったかもしれません。しかしこう何度もプチトラブルを起こすのも面倒なので、突っ張り棚の位置を変えて、ドアを開ければ正面に見える位置に変更しました。

ホストとして「問題は放置しないで解決する」がポリシーなので、問題が発生するたびに解決策を考えて奔走しています(^^;

久しぶりにレビューでべた褒めしてもらいました。

先日チェックアウトされたゲストからレビューがとどきました。レビュー本文でも随分褒めてもらったのですが、非公開フィードバックでもお褒めのお言葉をいただきました。
−−−
Hi Ken san, Thank you very much for being a great host! It was my first time using airbnb and I think my standards will be set high because of your super service from travel preparation, during stay and upon check-out. I wish your business the best of luck! Otsu kare sama deshita!
−−−
新米ホストですが自分なりに頑張っているつもりです。
こういうフィードバックをもらうと、頑張っていてよかった、と素直に思えます(^^)

迷えるゲスト(^^;

昨日はちょっとおもしろい事がありました。

新宿の部屋のチェックに行ったら、1階で外国人らしき若者3人と住民とみられる方がなにやらごちゃごちゃやっている。どうも、揉めているというより困っているようにみえる。住民の方は英語が出来ない、若者3人も日本語ができない、でもなにやら部屋を探しているようだ。このビルのオーナーさんは民泊に寛容な方なので、すでに民泊に使われている部屋が多数あるのは知っていたので、すぐに「民泊で泊まりに来たゲストだな」とピンときました。ちょっと助け舟のつもりで英語で「どうしたの?」と聞いてみたら「民泊で泊まりに来たけど、3階ということだけしかわからない」とな。マジか、こいつら。よくそれで海外に来るなぁ、と思いながら、住民の方はお出かけの途中だったようなので「ここはなんとかしときますよ」と言って後を引き取りました。
「ホストに連絡したの?たぶん部屋への入室方法とか連絡あったでしょ?」と訊くと、そんなのなかった、と即答。「じゃあ、電話番号わかる?」と訊くとAgodaの予約ページを見せてくれた。なんだ、電話番号わかってるなら電話で聞けばいいのに、とは思ったけど、まあ英語も達者じゃないし、確かに躊躇するよねぇ、いきなり電話するのは…。部屋番号すらわからないんじゃしょうがないから、ホストさんに電話してみました。事情を説明すると「メールで送ったんだけどなぁ」と言いながら、部屋番号とキーボックスの暗証番号を教えてくれたので、部屋まで連れていってキーを取り出すところまで手伝ってあげました。

しかし、世間様はこんなもんなんですかねぇ。僕なんか海外で路頭に迷うことなんて絶対に嫌なので、事前に入室手順がわからないなんてありえない。実際、台湾でAirbnbを使って宿を確保した時はゲストガイドも送られてこないし、ホストにメッセージを送っても返事がないので相当焦った経験があります。その時は結局ホストが最寄り駅まで迎えに来てくれることになり、無事チェックイン出来ました。その後に香港に確保したAirbnbの宿は正反対で、予約したらすぐに「emailのアドレスを教えてくれ」とメッセージが飛んできて、アドレスを連絡したらゲストガイドが送られてきました。こっちはホストに会うことがなかったのに全くスムーズでした。

しばらくホストをやっていて思うのは、せっかく最寄り駅からの道順とかセルフチェックインの入室手順を書いたゲストガイドを送っても見てくれないゲストが結構いるってこと。それどころか、ゲストガイドをメールの添付ファイルで送るのですが、たまに添付ファイルがロストするようで、ゲストガイドを手に入れていないのに何も言ってこないゲストさんもいます。ホストとしてはゲストが確実に入室できるように準備するのがホストの義務と思っていますが、なかなか難しいです。

2017年2月20日月曜日

はじめまして

はじめまして。
東京近郊でAirbnbのホストをしていますKenです。
2016年3月末に某大手総合電機メーカを早期退職融合制度の適用を受けて定年退職扱いで退職して、2016年10月からAirbnbのホストを始めました。今日(2016.2.20)時点でホストを始めてわずか5ヶ月の間にいろいろあって、これは記録を残しておいたほうが良いのではないかと思い、このBlogを始めることにしました。
とりあえずは2016年4月からの活動を思い出しつつ記事にしていくことと、日々直面したことなどを記録していきたいと思います。

Airbnbは儲かるらしいし、2020年の東京オリンピック、その後の観光立国としての日本の将来に期待してIT業界からインバウンドビジネスへと舵を切ったわけですが、現場はそんなに甘くない、というのが今現在の所感です。正直言うともやもやを吐き出すところが欲しくてこのBlogを立ち上げました。
世間では「儲けている」と言われるAirbnbのホストがもがいているさまを楽しんでいただければ幸いです。